まちこの部屋

聖なるあきらめ

福田村事件鑑賞②

私はこういう映画こそ、大手のシネコンでやってほしいなと思っています。

ただ本当に上映館が少なく、ちいさなミニシアターでしかやっていないんですね。

ミニシアターだから、回転も悪くて1日2回とか3回。

だから、当然かなり混雑していました。

あと、驚いたのが俳優陣がめちゃくちゃ豪華なんですよ。

この映画に出演された俳優さん達は皆、オファーがあったとたんに即OK だったらしいです。

最後に森監督の言葉をそのまま書きますね。

「人間は失敗したり、反省したり、それを見つめ直す事によって、『こういう事をしちゃいけないんだ』と学習するんであって、意図的に忘れて良かった事だけを記憶したり、自慢気に語ったり、強引に作り上げてる人と話したり、食事したりするの嫌でしょ?国も同じでしょ?」

      ↓

この映画のあと、読み始めた本です。


映画「福田村事件」鑑賞①

前から観たかった「福田村事件」という映画。

ドキュメンタリー映画しか撮らなかった森監督初の劇映画🎥

内容は、関東大震災後「朝鮮人が火をつけている」「朝鮮人が井戸に毒を入れている」の流言蜚語を信じた人々が、聞いたことのない四国の方言を話す行商団を朝鮮人と思い込み惨殺した「福田村事件」を描いています。

吉村昭さんの「関東大震災」という本に書かれていますが、聴力障害のある方、吃音者、地方から来た方言を話す人、そして中国人、朝鮮人が震災時、たくさん殺害されました。


映画のテーマは「集団心理」「同調圧力」また色々ありますが、私は何より「差別」がテーマだと思いました。

ネタバレになりますから、あまり言えませんがこの映画には二重、三重の差別が描かれていました。

私が思うに、朝鮮人に疑心暗鬼になったのは

日本人全般に「朝鮮人に仕返しされても仕方ない位、不当に私達は朝鮮人を差別して、ひどいことをしている」という自覚があったからだと思います。

上映館が少ないですが、今こそ観て欲しい映画です。長くなるので、次回また引き続きこの映画の話をアップしたいと思います。


働いて気持ちよくお金を使う

恐怖の13連勤も12日終わりました。

健康で働けたことに感謝したいと思います。

今はこうやって、働けているけどいつ何が起こるか分かりません。

災害や病気は起こり得るし、3年前の自分、5年前の自分、10年前の自分は今の自分を想像できなかったからです。

だから、ちゃんと貯金などもしなければなりません。

ただ私は今を大切にしたいという気持ちも同時にあります。

先日、懸賞で当たった日本橋の講談に言って来ました。

日本橋まで交通費もかかるし、手間だけどこういう楽しみが私の働く原動力になっています。

次男の死やパートナーの死に遭遇しましたが、彼らのやれなかったこと、見られなかった景色を私はやりたいし、見たいと思っています。

だから、一生懸命働いて気持ちよくお金を使いたいと思います。

コロナ蔓延し始めています。

ブロ友さんご自愛下さいね。


(初めて行った講談 楽しかった❗)