まちこの部屋

聖なるあきらめ

山田太一ドラマ

脚本家の山田太一さんが年末にお亡くなりになりました。

私、実はあまり山田太一さんのドラマってあまり観た事なかったんです。

タイトル位は知っていて、大河ドラマの「獅子の時代」は観ていましたが山田さんの描きたかった意図は分からなかったんです。

お亡くなりになった後、クローズアップ現代でのインタビューを観て「これはもう一度観ておこう」と思った次第です。

山田さんは「『獅子の時代』では敗者の側から書きました。でもその後のテレビドラマで、驚く位敗者の側から書いたものって出てきませんね」みたいな事を言っておられました。

で、少しずつ山田太一ドラマをDVDで観ています。

山田さんは俳優の台詞にアドリブを一切許さず、脚本通りに演じる事を要求した脚本家です。

それ位「言葉の重み」を大切にされていたのでしょう。

「ありふれた奇跡」というドラマを観ていますが、その中で「取り返しのつかない事はいくつかあるよ。その後の人生を何とか生きていくしかないんだよね」と台詞に書かれています。

そう何とか生きていくしかないんですよね。優しい気持ちになれます。

また色々観てみたいと思っています。


男たちの旅路

期待しすぎているのかもしれない

私は韓国ドラマと韓国の詩集が好きです。

韓国ドラマの好きなところは「言葉の力が強い」ところです。

好きな台詞が出ると、ついついメモしてしまいます。

私は仕事にしても、対人関係にしても、何かにつけ「がっかり」してしまう人です。

つまり期待が大きいのかもしれません。

「ドクターズ 恋する気持ち」という韓国ドラマの中で「期待というのは、自分の基準に誰かを合わせようとする欲だ」とありました。

今でも、一人でいる時、淋しくなった時に

色々過去を思い出します。

人は誰かに対して、全く何も期待しない事はないでしょう。

もしゼロならば、それは赤の他人です。

道ですれ違う人に期待などしませんから。

ただ「しすぎる」事が自分を苦しめている気もします。

要はバランスですね。

50歳も半分過ぎたけど、上手に期待しながら生きていけるようになりたいです。

サンドアート

とにかく物を増やさないように、ムダ遣いしないように心がけているのに、一つ捨てては一つ買っているお馬鹿さんの私。

先日、勢いで買ったのが「サンドアート」という品物。

Amazonで1200円位だったかな?

簡単に言うと、砂時計の絵柄もの?

砂がサラサラ流れて砂漠の模様が出てきます。

同じ模様にはならないです。

一人で過ごしていると、ろくな事考えないんですよ。

元夫の事や亡くなった次男の事、亡くなったパートナーの事、気がつくと考えてる。

これは頭が「お暇」なんですよ。

だから是正しようと、韓国ドラマ観たり、AmazonMusicをかけながらサンドアートを見ていると、少し和らぐ気がします。

自分で気持ちの安らぐ事をチョイスしながら生活しようと思います。