まちこの部屋

聖なるあきらめ

アイアイ

先日、テレビを見ていたら南の島が目に飛び込んできました。

不意に、🐒「アイアイ」という歌と共にまた思い出がよみがえりました。


長男と次男の散髪をするのが大好きだった私。

そもそも、長男が1才の頃に頭皮があせもだらけになってしまい、以来「まめに切るなら自宅の方が安上がり‼️」となり、家で散髪するようになったのです。

当時「カリオーレ」という商品で、自宅で簡単にスポーツ刈りができるものを購入。


長男は、夫と顔も髪質もそっくりで硬く立ってしまう髪。

亡くなった次男は、柔らかい髪でふわふわしていたので、長男より綺麗に仕上がらなかったのは事実です。


二人が小学校卒業まで、私が切るつもりでいたところ、次男が「お母さんが切るとアイアイになるからもうやだ。」と小3位から言い出し、ママの床屋さんは閉店したのです。


「アイアイになる」と言われて、当時「アイアイ」なるおサルさんを調べましたが、アイアイという猿は、コウモリっぽい感じで私の散髪のどこがアイアイなのか、聞かなかったのです。


アイアイ🐒の歌を思い出して、「聞いておけばよかったな」と思いました。

まだまだ聞きたい事や、伝えたい事、話したい事は、たくさんありました。

もう聞けませんね。


昨日、養護施設の方が殺傷される事件がありました。私はご家族の事を思い「まさか、亡くなるとは、朝は思わなかったに違いない。もう会う事もできないんだ」と思ったら、涙が止まらなくなりました。

私の息子の立場とは全然違いますが、生きているうちに思いをたくさん伝える重要さに、この歳になって気づく毎日です。

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