まちこの部屋

聖なるあきらめ

「私だったら」をやめてみる

千葉県の台風被害がなかなか収まりません。

我が家は、停電や断水もなく過ごせていて、何とか皆さんの日常が戻るよう祈る位しかできません。


台風の当日はすごい風で、寝ていて嫌な爆音がしました。朝、我が家に網戸が飛んできていました。

飛んできたと思われるお宅に「お宅の網戸ではないですか?家の前に置いておきますので、そうだったらお持ちください」と、2~3軒お声をかけました。

いつの間にか、網戸はなくなっていました。お声かけしたお宅の誰かが持っていったんだなと思いました。


翌日、その方々に朝会ったのですが「おはようございます」の挨拶はしたのに、誰一人網戸の事は言いません。

全然、関係ない人の家の物で「あったあった❗」と持って行ってしまったのかもしれないとも思いました。

でも「私だったら、次の日でも『家の網戸でした。すごい風だったから飛んでしまったと思うんですが、壊れたところなどありませんか?』とか聞くし、仮に見ず知らずの家だったとしても『これ、家の網戸かもしれないから持ち帰ってもいいですか?』って聞くのにな...」と思いました。


でも考えてみたら「私だったら○○する。だから、あなたはおかしいんじゃない?」という考えは、一種わがままな考えかもしれないです。

人は一人一人違いますし、同じ感性では生きていないからです。


むしろ「この人みたいになりたい。彼(彼女)だったら、どう感じるか?」を考えた方が精神安定上、よい気がしました。色々な事を考えさせられた台風でした。

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