どんな事にも息子の思い出が飛び出してくる
昨日、空き家の取り壊し現場を見て息子の
小学生の頃の出来事が、ふいによみがえってきました。
息子が小学生の頃、廃屋の取り壊し現場をたまたま歩いていた時の事です。
息子が「お母さん、あの家古いからアスベストが入っているかも?口と鼻を押さえて!」と言いました。
私は「え~潜伏期が40年とか言われているし、その頃は80過ぎてるから、私はいいや」と言いました。
息子は、「でも、僕はその時働き盛りだから困るんだよ」と、小さな手で必死に口と鼻を押さえていました。
近くを歩いていた人は、大笑い😁
笑いながら帰りました。
でも、彼が「働き盛り」を迎える事はなくなってしまいました。
取り壊し現場をみながら、涙ぐむ私を、通り過ぎた方はけげんな顔で見ていました。
こういう何でもない日常に、息子の思い出がふいに顔を出し、胸をしめつけます。
早く、思い出と仲良くなれるようになりたいです。