デジタルシャーマンプロジェクトの不愉快さ
先日、朝のテレビで「デジタルシャーマンプロジェクト」という、ロボットの紹介がされていました。
コンセプトは、「突然の死別にあった遺族が、故人と十分お別れをしてもらうために作られたロボット」らしいです。
ペッパー君の顔のところに3Dの故人の顔を貼り付けて、ビデオなどで撮ってある声や、動作を覚えさせて、49日たったら「気持ちの整理がついたと思うので、お別れです。さようなら」と喋りだして49日に、プログラムが終了して動かなくなるという代物です。
心が歪んでいるかもしれないけど、すごく不愉快になりました。
49日で「はい、さようなら。前向きになろうね」ってなります?
しかも、もう一度亡くなるんですよ。
突然の事故や事件、また私のように身内の自死にあった人で、これ使いたいですか?
多分、何年たっても「死」を受け入れられない気がしているのに....。
全ての人の気に入る製品なんて作れるわけないけど、こんな技術は私はいらないです。