「感情労働と曼陀羅塗り絵」
息子が亡くなっても、生きていかなければならないので、仕事は続けなければなりません。
私の仕事は、看護師なので「命の大切さを伝える」という面もあります。
それなのに、息子が自死してしまいました。
亡くしたつらさに加え、その事が私をより一層苦しめています。
また、仕事柄「感情労働」であるため非常に
仕事をしていてきついのです。
仕事中は、心にストッパーをして何とかしのいでいます。また、若いスタッフに心配させたくないので耐えている面も多々あります。
タイムカードを押して帰宅するときは、
涙ぐんで帰っています。
仕事でも、検査データを貼るとかガーゼをたたむなどの単調な作業は少し救われる気がしています。
無理に気持ちを立て直そうとは思いませんが、「和らげるために何かないだろうか?」と考えついたのがアートセラピーです。
以前、購入してやっていなかった「曼陀羅塗り絵」をやりはじめました。
若干(本当に若干です)少し心が落ち着くような....。
こうして少しずつ一人で歩けるような事を見つけていけたらと思います。