まちこの部屋

聖なるあきらめ

何だか好きになれない

ステイホームで、スマホでFB やら調べものやYou tube を見る機会が増えました。当然、ネットニュースも目にします。その中で私の胸をざわつかせるのが「ホリエモン」です。

全てのことにかみつき、代替案を出すわけではなく、彼にとっては「世の中の人は大体バカ」と言い張る態度を見るにつけ悲しくなるのです。

ことに「これを機会に出勤するっていう意味ない行為はやめればいいじゃん」といった発言には不愉快さを感じます。

私達の生活は全てネットで済む話ではありません。

スーパーで働く人、病院で働く人、荷物を運んでくれる人、その他様々な人が外に出て働いてくれるから成り立っているのです。

彼流に言わせれば「荷物なんかドローンで運べばいいし、全部自動化すればいいじゃん」なんでしょう。

ただそういう世の中になるには「人の力」あってこそなのだと思うのです。

次男が亡くなる前には、このホリエモンと非常に似た感覚に彼はなっていました。

「会社に通勤してチマチマ物を作る仕事なんて時代じゃない」「最初は誰だって『そんな生活できるわけない』って言っててもやったもん勝ち」といった発言に愕然としたものです。

時代は変わります。

私が小さい頃はテレビは白黒で新聞に「カラー」の表示が出ていたし、500円札もあった、アパートに住んでいる友達の中には大家さんに電話を借りてる人もいました。

今はその時代に戻れません。

でも、進化しても「あんな仕事」「こんな仕事」と人を見下す人間にはならないようにしたいです。

次男と、もっとこれらについて話をしたかったです。分かりあえなかったとしても話したかったです。

ホリエモンが炎上商法をするたび、次男を思い出す今日この頃です。

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