思い出がない
自死遺族の方々は、それぞれ遺品や本人の小さい頃の写真や作文など、お持ちだと思います。
しかし、私にはそれがなくなってしまいました。
次男が、失踪する際に彼が全て処分してしまったのです。
失踪や死ぬ気配など、全く感じさせなかったから、いつ処分したのか全然わかりません。
だから、家出と思っていた時は「家出先にでも持っていったのか?ふざけるな!」と怒りすら感じていました。
長男と写っている写真はあるので、ゼロではないのですが、とても淋しいです。
長男は「きっと、自分の存在をなかった事にしたかったんだな。あと、お母さんが後で悲しくならないようにしたかったのかもしれないな」と言っていました。
思い出の品がたくさんある方は、どうぞ大切に思い出してあげて下さいね。
私は、なくなってしまってとてもとても淋しいです。