まちこの部屋

聖なるあきらめ

熱海の土石流

私の出身地の近くの熱海。

先日の土石流の被害を見ると心が痛みます。

ここでも何回も書いていますが、そんな事になるとは思わずに前日も過ごしていたはずです。

災害が起こるとテレビでは「身を守る行動を」とさかんにいいます。

また「ハザードマップを見て確認して」ともいいます。

でも、人ってそんなに「ここ危ない地域だから住むところ変えるか!」みたいにならないし、できません。

危険が分かっていても、離れられない身体状況や経済状況の方もいます。

それより何より、行方不明者です。

私は恥ずかしいことに、次男を亡くすまで「行方不明ってことはもう無理だよね」と軽々しく口にする人でした。

だけど、(私の場合は自発的に次男はいなくなったわけですが)死んでいるとは思えなかったのです。

DNA 鑑定が出るまで「もしかしたら、違う人かもしれない」とも考えていました。

震災もそうですが、「その人がどうしているか分からない」という状況はきついです。

早く安否が分かるよう祈るばかりです。

悲しみの中、家の片付けもしなくてはならない人がたくさんいます。

盛り土をやった業者にも怒りを感じます。

どんどん話がずれますが「オリンピックどころじゃないだろう」とも思います。

何もお手伝いできませんが、とにかくこれ以上災害が起きないよう祈るばかりです。

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