共感覚
次男が中学生の時に、学校の役員を引き受けました。その時の役員のお母さんの一人が「○○くんのお母さんって、人を見ると色がついて見えるんだって。物を覚える時も色で覚えるらしいよ」と言っていました。
非科学的な事が大嫌いな私。
それを言ったお母さんも、「色が見える」と言ったお母さんもただ単に「危ない人」にしか見えませんでした。
その話を家でしたら「僕もそうだよ。数字とか記憶する時に色で覚えるし、『あ、赤色の人』みたいに覚える」と次男が言いました。
「ねえ、そんな事を口にすると頭がおかしいと思われるし、オカルト人間みたいで嫌よ。口にしないで❗」と言った記憶があります。
最近、ふとしたことで、この現象は「共感覚」というものである事を知りました。
脳のしくみでこう感じる人がいるらしいのです。
あらら、かわいそうな対応をしてしまいました。
次男が亡くなったあとで、HSP (敏感な人)やら、共感覚の持ち主だった事を知りました。
やはり、生きにくかったんだなとかわいそうな気持ちでいっぱいです。
自分の知らない次男がたくさんいます。