まちこの部屋

聖なるあきらめ

ジョーカー🃏

(また同僚に言われそうですが)京王線の事件を見て悲しく嫌な気持ちになりました。

お怪我された方の回復を祈っております。

容疑者は「死刑になりかった。ジョーカーを真似た」と発言しているのを見て、ものすごい虚無感に襲われました。

自分の人生がついていないと感じたから=死ぬ=自分で死ねないから死刑にしてもらおう

という発想。

これは自死を考えている人にも言いたいことですが「もう1日だけ生きてみて。もしかしたら、今日とは違う景色が見えるかもしれない」と伝えたいのです。

格差もあります。現に苦労もしないで月80万のマンションに住んでいる元内親王もいますし。

理不尽もあります。悪くないのにコロナ禍で住む家すら危うい人もいます。

大半の人はまじめに生きているのに、何かしら社会や制度のエアポケットにはまって困っています。

先日読んだパックンの「逆境力」という本(これ、自己啓発本ではないです。貧困の問題をパックンがリポートした本です)に、「置かれている状況は人それぞれであっても、自分をかわいそうがることをやめた人から、より明るい未来が開けると信じてる」と書かれていました。

私もいつも自分をかわいそうがる癖があります。

亡くなった次男にも聞かせたかった言葉です。そして、このジョーカーを気取った容疑者にも。

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