まちこの部屋

聖なるあきらめ

死ぬ時に幸せだったのか?

先日、たてこもり事件の人質になっていた医師が散弾銃で殺されるという事件が起きました。

呼び出されて弔問に訪れたのに、こんな目に合わされて怒りを感じます。

どんなに苦しく痛かったかと思うと涙が止まりません。

また、ご遺族の気持ちを考えると苦しくてなりません。

慰めの言葉も見つかりません。

「よい人だった」とか死んでしまった者には、意味をなさない気がするからです。

この医師のように突然命を奪われた人は別として、最近「死に行く人は最期に何をおもうのだろうか」とよく考えるようになりました。

私の息子は、死ぬ時はある種の覚悟を決めていたけど、最期にはほんの少しでも、楽しかった記憶が頭をかすめてくれていたらいいなと思っています。

「キュブラー.ロスという人が書いた『死ぬ瞬間』という本を看護師ならばちゃんと読みなさい」と学生の頃、さんざん担任に言われました。

ずっと怖くて読めないでいました。

そろそろ手にしようかと思っています。

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