自死報道について
俳優の渡辺裕之さんがお亡くなりになりました。
ただでさえ、気持ちが滅入っているのに(実はまたまた母に暴言吐かれた)「またか···」という気持ちです。
芸能人だから、ファンもいらっしゃる事ですし、「自殺」と報道するのは仕方ないかなという気持ちもあります。
ただ、事務所が公表したFAX で「縊死」まで書かれている事に、不快さを否めませんでした。
具体的な死に方まで、公表する必要性を感じないのです。
例えば、事故や犯罪に巻き込まれたなどは
防止とか予防の観点から、伝えることが役に立つ面もあります。
振り込め詐欺などは、その一例です。
でも、自殺に関してはこと細かに言う話ではないと思います。
メリットをまるで、感じないのです。
そして、談話みたいので「数日前に話した時は普通だった」とかも、「当たり前でしょう」と思います。
それも放送したり、聞き取りする理由もわかりません。
デリケートな「人の死」についての報道のあり方にいつもいつも疑問を感じます。