ジョーズを思い出す
知床遊覧船のニュースを見る度に、腹立たしくなり、テレビを切ります。
お身内が、行方不明の方の気持ちを思うとかわいそうで涙が出ます。
遊覧船の社長の態度も、不愉快すぎて嫌になります。
わざとらしく土下座をしても、行方不明の方が見つかるわけではなく、何なんでしょう。
コロナで観光業は、大打撃を受けました。
だから、取り返したかったのかもしれません。
私は小さい頃に、大ヒットした「ジョーズ」という映画を思い出しました。
「サメが出ているから、海水浴場を閉鎖しましょう」と警察署長が箴言しているのに、儲けや観光業のダメージを避けたくて、強欲な市長は海水浴場を閉鎖しません。結果、多大な被害が出ます。
これは、45年前位の映画ですが、まだこれと似たような「人命軽視」が行われています。
何か事故が起こるたび「人の命を大切にしていれば起こらなかったこと」を認識させられます。
真面目に取り組んでいた、他の遊覧船業者の方も、しばらくはお客さんが来ないし、船を出せないし、また気分的に乗りたい人もいないでしょう。
今日も、事故や病気ではないですが、上島竜平さんがお亡くなりになりました。
改めて「みんな死なないのが一番」と思っています。