教育という病
先日出掛けた時に、電車が来るまで時間があったので駅ナカで、冷たい物を飲んでいた時のことです。
私の席の近くに、男の学生さんが座り、本を読んでいました。
私は読書していると「何読んでいるのかなぁ?」と、すぐ気になっちゃうんです。
タイトルは「教育という病」でした。
どういう本なんだろう?
現代の教育システムへの批判本?
それとも、親のしつけに対する批判本?
はたまた、教育自体を批判する本?
と、いろんな想像が浮かびました。
次男が亡くなる前に、「毒親」の本や「アダルトチルドレン」の本を読んでいて、すごく傷ついたことが、私の捨てた日記に書かれていました。(次男の死によって、これらの記憶がすっぽりなくて、日記を見てもピンと来なかったのです)
私に不満があったなら、言ってくれれぱよかったのになぁ、次男と言い争いをしたことは一度もなかったなぁ、反抗期がなかったのも私のせいかなぁとか、学生さんを見て、つらつらと思いました。
そして「親や周りに対しておかしいと思ったら、争いになっても自分の意見を言ってみて。言う事で何か変わるかもしれないよ。言っても無駄とか思わないで」と、学生さんに言いたくなりました。
少し暑さは和らぎましたが、まだまだこれからが夏本番です。
気を引き締めて乗り切ります。