まちこの部屋

聖なるあきらめ

国会議事堂

本当に何だか嫌な世の中です。

政治に大しては日々幻滅させられます。

国葬に関しても「理屈じゃねえんだ」「俺が決めた」など、ヤクザ映画なのかと思う状態です。

唯一、沖縄県知事がオール沖縄の考えのデニーさんになったこと、そのデニーさんが国葬欠席すること位しか希望の気持ちが湧いてきません。

私は、この政治家の居場所、国会議事堂を見ると別の意味で悲しくなります。

次男と国会議事堂と最高裁判所の見学に行った事を思い出すからです。

私は静岡の田舎の出身で、公立の小学校でしたが、非常に行事や社会科見学などが多かったのです。

低学年の頃は、田植えやパン工場の見学、高学年になると原子力発電所や、国会議事堂などの見学。

春、秋2回の遠足。富士山の雪見遠足。スケート教室もありました。

オーケストラや、能、狂言、人形浄瑠璃なども行きました。その間に、演劇観賞などもありました。戦争の語り部の人の話を聞いたりもしました。

先生方は大変だったと思います。

しかし、息子達の小学校はまるで何もない。

春に一回、歩いて10分位の自然公園に数時間行くだけ。修学旅行にいたっては、海辺のカッター訓練でした。

あまりの落差に、びっくりして「これは、私が連れていかなければ」と、夏休みなどの休みを利用して、あちこち連れて行きました。

そういう意味では、私は教育ママだったかもしれません(笑)

国会議事堂や最高裁判所などは、あらかじめ申し込めば、ゆっくりわかるように丁寧にガイドの方がついて、説明してくれます。

皆さんもぜひ、行ってみてください。無料です。

次男は、こういう見学が本当に好きな子どもでした。それこそ、番記者のようにメモを取っていた横顔を思い出すと苦しくなります。

写真もそんなに好きな子じゃなかったのに、当時単身赴任中だった夫に「お父さんにも見せてあげたいから、僕を入れて議事堂の前で撮って!」と、こども携帯を渡されて、写真が苦手な私はこわごわ撮りました。

送ったらメールには「本物は、迫力満点」の文がついていました。

国会議事堂の売店で、当時福田首相の饅頭を買ったように思います。

ここも、面白いお土産がいっぱいです。

もう行く事のない国会議事堂ですが、ああいう思い出が小さな幸せだったなーなんて思います。

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