人生はペスト的状態
台風19号、20号で大雨の被害に遭われた皆様、お見舞い申し上げます。
先日の豪雨の片付けも済まないうちに
こんな事が続き、泣きたくなります。
被災された方の多くは善良で、悪事とは無関係に生きて来られた事でしょう。
どうしてこんな目に合わすのか、世の不条理を感じます。
私も、ここ数年ずっとこの気持ちを引きずっています。
特に二男を亡くしてからは「二男の事も精一杯愛してきた。一生懸命育てたし、私の何が悪かったんだろう?」と考えてばかりです。
自分の気づかないところで、他の人を傷つけたかもしれない、嫌な思いをさせたかもしれない、だけど少なくとも故意にズルい生き方はして来なかったつもりです。
カミュという有名作家が「人間の人生はペスト的状態なのである」と言っていました。
ペストは、人を選んで流行しません。
だから、思いもかけない不幸も「人生における不条理」なのでしょう。
ただ、こう思おうとしても堂々巡りの毎日です。