まちこの部屋

聖なるあきらめ

一人の食事

私が小学校3年生くらいの時に、寝台列車に乗り、九州の別府に家族で遠縁のおじいさんを訪ねた事があります。


おばあさんが、長患いをしていてお見舞いがてら出掛けた記憶があります。

お身内のいないおじいさんでしたが、お家は広く家族で泊まりました。

お夕飯の時に、おじいさんが何度も何度も

「みんなで食べるとおいしいねぇ」を繰り返していました。


その時は、「たまに静かにテレビでも見ながら、私は一人で食べたいけどな。」と思いました。子育てしているときも「あ~落ち着いて一人でゆっくり食べた~い❗」と何度も思いました。


今、本当に一人で食事をする度「みんなで食べたいな」と思います。

人って、やはり我が儘で無い物ねだりなのだと思います。

息子たちのお弁当を作っていた時は、「早く解放されたい」と思いました。

でも、そう思う時が「見えていない幸せ」なのでしょう。今は、「もう少し、手の込んだお弁当を誰かに作ってあげたい」のです。


もし、このブログを読んでくださっている方で、平凡で退屈な毎日に飽きを感じていたら

「見えない幸せ」をかみしめてくださいね。

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