まちこの部屋

聖なるあきらめ

死なれるよりマシ

私の職場の同僚の事です。

彼女は、お子さんは娘さん一人。

現在、23歳です。

大学を一浪して入って、わずか1年で中退、その後、専門学校に入ってやはり一年で中退、現在はアルバイトしながら自宅で通信教育をやったりしているようです。

だから、同い年の子などは社会人になっており、同僚いわく「いつまで、お金ださなきゃならないの?一体いつ自立してくれるの?」だそうです。

色んなご家庭があるし、どう生きようと勝手だし、私が説教などできようはずもなく、黙って彼女の愚痴を聞いていました。

私も悪かったんですが、慰めの言葉も見つからず「でも、お家の事も手伝ってくれているし、何もしないで引きこもっているわけじゃないし、何より若いんだからこれから、何だってできるよ。それにそれだけ出してあげられるんだもの。娘さんも感謝してると思うよ」と言ったのです。

ただイライラしていたのか「こうやって、転々と学校変えて私が平気で学費出してるわけじゃないよ。仕方ないじゃん、聞かないんだし、勝手にやるんだから。それに頑として言う事聞かせようとして、私、娘に死なれるよりマシだもん」と言われました。彼女も勢いで言ってしまい、「ハッ!」とした感じで気まずい空気が流れました。

死なれるよりマシ 

死なれるよりマシ

死なれるよりマシ

ずっとエコーのように頭に響きました。

やっぱり他人は私の事「最悪な結末を迎えた人」と思ってるんだな...と思いました。

言われなくても、分かっていたけど。

自死遺族って、何回も傷つきながら生きないとならないなと痛感しました。

×

非ログインユーザーとして返信する