そのうちいいことあるから、頑張りな
大好きな平野啓一郎さんのラジオ深夜便が、
夕べで終わってしまいました。
いろんなテーマでトークをして、分かりやすくかつ冷静な視点のお話が大好きでした。
昨日は最終回。
パーソナリティーの方が「十代、二十代の自分に今、言葉をかけるとしたら何て言いますか?」と質問しました。
平野さんは「そのうちいいことあるから、頑張りな ですかね」と答えました。
そして、自分はそれなりに十代、二十代を過ごしていたけれど「自分が将来何になるのか?」はさっぱり分からず、非常に暗い気持ちで過ごしていた。小説家になろうとも思っていなかったし、会社員になるのか、また身内のように医者になるのか、見当もつかず、将来に対しては限りなく暗く考えていた。
でも、今は小説を書いて食べていけてる、そこそこ悪い人生ではない気がしている。
だから、どうなるかなんて分からないわけだから、この位の言葉しかかけられないですね、と。
そうだな、そのうちいいことある事を信じてもう少し生きなければと思いました。