まちこの部屋

聖なるあきらめ

福田村事件鑑賞③

最後に映画館での事を書きます。

この映画は、ミニシアター系でしかやっておらず、私の行った映画館は自由席。

私は最後尾の席の真ん中に座りました。

昔ながらの映画館で、私の後ろは通路になっていて、金属のバーがある感じ。

映画が始まり、予告編のあたりでいきなりどこからか、お年寄りの男性が現れて私の真後ろの金属のバーにもたれかかって立っていました。

多分、自分の席よりこの位置の方が見やすいからでしょう。

しかし、私の頭部分に体が触れるぐらい近くで鼻息荒く立っていられるのが、(しかも、ノーマスク)かなり不快でした。

いくつか予告編になっても動く様子がないので「こいつ、ずっといるつもりだな」と思ったので「すみませんが、真後ろに立たれていて嫌です。座席に座って鑑賞して下さい。席開いているでしょう?」と振り返って言いました。

聞こえないふりしていましたが、本編をこんなジジイに邪魔されたくないので繰り返しました。そして、自分の席に着きました。


山田洋次監督が先日「席を蹴るなとか、しゃべるなとか、映画の前に禁止事項が多すぎる。好き放題にさせたら」とコメントして賛否両論でました。

昔の立ち見OKで、一度入れば1日いられる昭和の映画館は、そういう感じでした。

不寛容な時代だとは思います。

もっと自由な雰囲気で映画を楽しんでという意図はわかります。

が、現在映画は一回2000円くらいする贅沢品なわけです。

お金を払っている云々ではありませんが、せっかく観に来て静かに楽しみたい人もいるはずで、やはり快適にその時間過ごしたい人はいるのです。

私は大きいスクリーンで観るのが楽しみなので、やはりルールは守ってほしいし、自分も守りたいです。

特に昭和感覚のお年寄りの方、気をつけていただきたいです。

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