まちこの部屋

聖なるあきらめ

Tomy先生

オネエ精神科医のTomy先生の出版イベントに行って来ました。

こういうイベントって、必ず土日。

土日が仕事の私は、ほぼほぼ作家先生と会える機会ってないのです。

それが月曜日に行われるという事で「エイヤッ!」と出かけて来ました。

TSUTAYA丸ビル店で行われ、サイン本もゲット。

癒やされるお言葉にほっこりした夜でした。





好きな詩

高階杞一さんという詩人をご存知ですか?

私、すごく好きなんです。

今日は、しんみりと「蛍の光」という詩をご紹介したいと思います。


ビビアン.リーと

ロバート.テーラーの別れのシーンにも

この曲は

流れていたが

原曲はスコットランドの民謡で

久しき昔

というらしい

これが いつから卒業式のテーマソングに

なったかはともかくとして

この曲を歌って

ぼくも

小学校と中学校を出た


ほたるのひかり

まどのゆき

書よむつき日、かさねつつ

からは程遠い日々だったけど

この曲は誰にも分け隔てなく流れ

流されて

ぼくは


それから

何匹かの犬と

祖母と

何人かの身近な人と

死に別れ


女の子とも

(これは生きたまま)

幾度となく別れ

別れの数だけは一人前にこなしてきたが

あれ以来

そのどんな別れのシーンにも

もう

この曲は流れてこなかった


もちろん

ぼくはロバート.テーラーではなかったし

犬も祖母も恋人も

ビビアン.リーではなかったが


三月の こんな

陽気のいい日には

ふっとこの曲のことを思い出す


久しき昔

遠く、楽しかった日々


そして

君との長い月日の暮し

許し合ったり

憎み合ったり

あれやこれやあったけど

それもこれも

みんな水に流して

いつしか年もすぎのとを

あけてぞ けさは

わかれゆく

忘れた頃にやってくる

午後からの仕事に行こうと下りの電車を待っていた時の事です。

上りの電車から降りて来たのは、元夫でした。

思いっきり睨みつけてしまいました。

そして、ジワジワと怒りが湧いて来ました。


そもそもは、元夫の両親を近くに呼び寄せて、その実家で暮らしているのだから、会わない方が不思議な位でした。

「俺くらいのキャリアなら、どこでも行ける」と大甘な考えでお気楽に会社を辞めて、結局引きこもりになった💩夫。

亡くなった次男が高2の時に辞めて、高3の秋になっても仕事をしなかった。

預金はどんどん減る、次男の受験はどんどん迫る。

本当に嫌だった。

「失業手当をもらっているのだから、ちゃんと就活して」→「だってロクな仕事ないんだもん」

実際、介護や警備員位しかないけどアルバイトもした事ない夫には無理でした。

というか、私達家族のためなら何をしても働くという選択肢があったはず。

精神科に連れて行った時も、医師が「とりあえず、睡眠をとって気持ちを整えて働き場を見つけるための手段として薬をのみましょう」→「飲みたくありません。元気になっても、先生が私に就職先をくれるわけではないし、意味がありません」→医師を怒らす。


挙げ句に「電車に乗ってまで、病院に行くのが嫌。すごくストレス。電車に乗らない心療内科なら行く」→もう相手にしたくなくなった。


だけど今、介護だか通院だか知らないけど奴は、電車に乗っていた。

私や息子達のために電車に乗る事はしてくれなかったのに、両親のためか自分のためなら電車に乗って何かしらしている。

切羽つまっていたのは、私や息子達も同じだったのに。


忘れていたのに憎しみが再燃しました。

あ~気分悪い😭