まちこの部屋

聖なるあきらめ

もう7年目になる。

1月27日は次男の命日です。

もう7年目に入ります。

次男は二人目だった事もあるし、気がついたら大学生になっていて、気がついたら亡くなっていました。

それでも、彼が生きた21年間は長く彼が亡くなってからの6年は速かった気がします。

彼が亡くなる数年間は、私と二人暮らしでしたが一番仕事が忙しく残業の多い期間でした。

亡くなったあの日も「ただいま〜。遅くなってごめ〜ん」と20時過ぎに帰宅。

いなくて「あら、珍しい!遊びに行って帰って来ないのね」と、そそくさと風呂に入って寝てしまいました。

翌朝もいなくて留守電になってるスマホに「無断外泊しないでよ」と怒りの伝言を入れて、仕事へ。

さすがにその日になっても無視されていたから、部屋に入ったら部屋の引き出しからっぽ。

退学届の紙が一枚。

失踪して見つかるまで、3ヶ月を要しました。

私は霊などは信じません。

だって、とうに彼は亡くなっていたのに何も感じなかったもの。

あんなに強い気持ちで彼を探していたんだから、霊魂なんてあるなら私が気づかないはずないんだから。

命日は土曜日でした。

今年の27日の命日は土曜日。

改めて「おかえりなさい」を言いたいと思います。

眼底検査

年に一度の眼底検査に行きました。

20数年前に飛蚊症が出て、眼科に行ったら「網膜裂孔ですね。剥離する前に手術受けて下さい」と言われ、大きい病院でレーザー手術を受けました。

以来、年に一回の検査をしています。

今回は、白内障も心配でした。

夕方になると、目がかすみ、文字が読みにくくなりまして。

目の老化とは分かっていたんですが、一応。

結果は、問題なしでした。

ただドライアイの目薬をたんまりもらいました。

前から言われていたのが

①頭への衝撃が一番悪いから、トランポリンみたいのは禁止。

②ボールが当たる危険があるから、球技禁止。

③スキューバダイビングや、飛び込みなどは禁止。

こうやって考えてみると、目って意外に繊細なんだな。

取りあえず一年後まで、いたわりながら過ごします。

皆さんも、目をお大事に❗

在宅しているのに新聞を止める日

家にいるのに、新聞を止める日が私には年に2回あります。

それは、共通テストの解答が掲載される2日間です。

何年たっても、この記事が目に入ると具合が悪くなります。

亡くなった次男のセンター試験(当時)を思い出すから。

せっかく何年もかけて志望大学の受験準備をしてきたのに、💩夫のせいで不本意な大学に行かざるを得なかった彼の気持ちや、悔しさが押し寄せて来て苦しくなるからです。

いや人のせいにするのはやめましょう。

私が「下宿代などのお金は何とかするから」と、奨学金を借りまくるなどしてあげれば良かった話です。

その勇気がなかった。

だから、何度も悔やむ気持ちを抱えて生きていかなければならないのです。

それがつらくて、受験時期は苦しいのです。

と、同時に息子にも腹が立ちます。

今回の地震のように、不測の事態で大学進学すらできなくなった子だっている。

だけど、置かれた場所で生きている子もいるじゃないかと。

望む道でなくとも、勉強をやめておかしなネット事業にのめり込んで、死ななくても良かったじゃないか!甘えてんじゃないよと。

夕べ、被災した受験生を思いさんざん泣きました。

今日と明日、頑張って下さい。

自分の理想と違っても、何者にもなれなくても、未来は待っています。

応援しています。