まちこの部屋

聖なるあきらめ

中尊寺展に行って来ました



上野で開催している中尊寺展に行って来ました。

高校の修学旅行は東北一周だったし、中尊寺や毛越寺も行きました。

しかし、何も覚えていない。

理由は、女子特有のくだらなさからです。

いざ中尊寺に着いたら、クラスの別のグループの女子がいちゃもんつけて来て(何かは覚えていない)「せっかく中尊寺来たのにぶち壊しだよ」とグループの仲間と悪口言っていて、過ぎてしまった‥‥‥ああ、若さとはいえくだらない。

「炎立つ」という小説と大河ドラマが好きだったので、この展覧会楽しみにしていました。

実際はガラス張りでこんなに中の仏様を見られないので、本当によかったです。

ただ、人多い!

コロナ禍の後、これだけは本当に嫌で人数制限してほしい位です。

中でも、私が感動したのは清衡公の棺です。

金箔がはげ、漆の後は残っていますが古びた木棺。

でも、妻子を殺され、戦に明け暮れた武将は極楽浄土を東北の地に残すべく、中尊寺を建立した。

そして眠りについた。

その木棺を見ながら、人の生き方、亡くなり方に思いを馳せました。

息子を亡くしてから、本当に仏様を見にいくのが私の癒やしになっています。

ぜひ、足をお運び下さい。

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