まちこの部屋

聖なるあきらめ

デジタルシャーマンプロジェクトの不愉快さ

先日、朝のテレビで「デジタルシャーマンプロジェクト」という、ロボットの紹介がされていました。


コンセプトは、「突然の死別にあった遺族が、故人と十分お別れをしてもらうために作られたロボット」らしいです。


ペッパー君の顔のところに3Dの故人の顔を貼り付けて、ビデオなどで撮ってある声や、動作を覚えさせて、49日たったら「気持ちの整理がついたと思うので、お別れです。さようなら」と喋りだして49日に、プログラムが終了して動かなくなるという代物です。


心が歪んでいるかもしれないけど、すごく不愉快になりました。


49日で「はい、さようなら。前向きになろうね」ってなります?

しかも、もう一度亡くなるんですよ。


突然の事故や事件、また私のように身内の自死にあった人で、これ使いたいですか?


多分、何年たっても「死」を受け入れられない気がしているのに....。


全ての人の気に入る製品なんて作れるわけないけど、こんな技術は私はいらないです。

You Raisee Me Up

先日、ネットサーフィンしていたら

ケルティックウーマンの「You raisee me

up」という動画を目にしました。


とっても素敵🎶

英文も和訳もすごく味わいがあって

泣きながら癒されました。


今、つらい気持ちや、嫌な気持ち、苦しい気持ちを抱えている方におすすめです。


梅雨時は、気分がざわざわしますね。

止まない雨はない事を信じて今日一日を生きていきたいと思います。

どんな事にも息子の思い出が飛び出してくる

昨日、空き家の取り壊し現場を見て息子の

小学生の頃の出来事が、ふいによみがえってきました。


息子が小学生の頃、廃屋の取り壊し現場をたまたま歩いていた時の事です。


息子が「お母さん、あの家古いからアスベストが入っているかも?口と鼻を押さえて!」と言いました。

私は「え~潜伏期が40年とか言われているし、その頃は80過ぎてるから、私はいいや」と言いました。


息子は、「でも、僕はその時働き盛りだから困るんだよ」と、小さな手で必死に口と鼻を押さえていました。


近くを歩いていた人は、大笑い😁

笑いながら帰りました。


でも、彼が「働き盛り」を迎える事はなくなってしまいました。


取り壊し現場をみながら、涙ぐむ私を、通り過ぎた方はけげんな顔で見ていました。


こういう何でもない日常に、息子の思い出がふいに顔を出し、胸をしめつけます。


早く、思い出と仲良くなれるようになりたいです。