まちこの部屋

聖なるあきらめ

28年ぶりの独身

先日、長い間の懸案事項だった離婚届を提出しました。

晴れて独身になりました。


私は夫婦って「一つの船に乗る事」だと思っていました。だから、どちらかが体調悪くしたり、病気になったら、もう片っぽが船を漕げばいいと思っていました。船が壊れそうになったり、浸水したら協力して直したり、水をかき出すのが夫婦だって思っていました。


沈みそうになっても、船から降りないで二人で、漕いでいきたかったです。

でも夫は仕事も探さずひきこもり、船から降りてしまいました。

私は、アルバイトでもフリーターでもいいから協力して、息子達に本一冊でも買ってあげる生活がしたかったのに。


離婚したら、すごくさばさばした晴れやかな気持ちになるかと思いましたが、気持ちは落ちています。

彼に好きな女性でも出来て家を出ていったなら「どうぞ勝手に幸せになってくださいよ。

私も幸せ探しますよ」という気持ちになったかもしれません。

しかし、最後に会った時まだ55歳で五体満足なのに「働くなんて無理だから、生活保護にでもなるわ」と平然と言っていました。

生活保護をなめないでほしいし、事件でもおこされたら堪らないと思いました。


気持ちが沈みますが、生きていくしかありません。

ちいさいケーキを買って独身祝いをしました。

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