まちこの部屋

聖なるあきらめ

小出監督

このところ、気持ちがふさぎがちでした。

池袋の暴走車で、親子二人がお亡くなりになり、ご主人のお気持ちを思うと何も言葉がみつからないからです。


昨日、ニュースで小出監督の訃報が流れました。

有森裕子さんがテレビに出演されていて「ケガで故障した時に監督から『有森、何で?って思うな。物事には意味がある。せっかくと思え』と言われた事が印象に残っている」とおっしゃっていました。


次男が亡くなり、一年が過ぎました。

昨年、この言葉を聞いたら感情的になり収集がつかなかったと思います。

今でも「何で?」ばかりで「せっかく」とは思えません。

ただ、少しだけ少しだけこの言葉に何となく癒されました。


悲しみの癒えかたは、人それぞれで、この言葉を不愉快に思う方もいるかもしれません。

でも、耳を傾けられるようになった自分を有森さんじゃないけど「ほめてあげよう」と思った昨日でした。

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