まちこの部屋

聖なるあきらめ

理想に近づけない

テレビでコロナの最前線で仕事されている医療従事者の方々を見るにつけ、反省させられます。

同じ「医療従事者」のくくりに自分が入っていることに強い違和感を覚えるのです。

私は個人クリニックを掛け持ちしていますが、内科のように感染の可能性も限りなく低いです。

なのに患者さんに優しくなれない自分が、本当に嫌になる時があります。

仕方ないかもしれませんが、受付終了ギリギリに駆け込んでくる患者さんがいます。それは構わないのですが(でも嫌だけど)「今日の午後よそで診てもらって、一回薬塗ったけどきれいにならないから」とか「肘をつくのが癖で、ずっと肘ついていたら赤くなった。痛くもかゆくもないけど、赤くなったから」と言う人がたくさんいます。

心で「一回塗って2~3時間でツルツルになるわけないでしょう!健康保険の無駄遣いですよ」「そりゃ、肘をずっとついていたら赤くなるよね?痛くもかゆくもないのに何で来るの?」と毒づきます。

私の場合、これが顔や態度に出てしまうのです。

気をつけようと思いながら、30年位たってしまいました。

毎日が反省です。

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