まちこの部屋

聖なるあきらめ

杖をついたポスティング

昨晩の地震、皆様は大丈夫でしたか?

揺れの時間も長く、東北地方の方は不安であったと思います。

余震にお気をつけ下さい。


先日、家の雨戸を開けた時に外を見たら、おじいさん(どう考えても後期高齢者)が、杖をつきながらバターンと転ぶのが見えました。

思わず「大丈夫ですか?」と叫びました。

が、お耳が遠いのか無言で立ち上がり再び歩き始めました。

よくよく見たら、片手には広告の束が見え何とチラシをポスティングしていたのです。

足を引きずり、杖を使いながらポスティング。

もしかしたら、健康のため?リハビリがわり?と思いたかったのですが、生活のためだとしたら何だか切なくて。

私の勤め先にご来院される患者さんで、福島から避難されている方、何人かいらっしゃいます。

何人かは生活保護の適用を受けています。

資本主義だから、格差が出るのは当たり前で仕方ないです。

でも、最近亡くなった次男の言ってた「オリンピックが日本の最後の祭」が身に沁みます。それ以前に、オリンピック自体やらない気がしていますし、それを望む自分がいます。

オリンピックの垂れ流しの費用を、コロナの医療に使ったり、それによって経済的に困窮している人などに使ってほしいです。

後期高齢者になるまであと、20数年生きていられるか、また生きていて幸せでいられるか不安になります。

幸せはいつも自分の心が決めるんですけどね。

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