まちこの部屋

聖なるあきらめ

イチゴ狩り🍓

私の家の近くには、イチゴ狩りができるハウスがあります。

電車で帰る時に、このビニールハウスが見えると泣きそうになります。

次男は、とてもイチゴが好きな子でした。

長男とは4歳違いなので、次男はいつも上の子の行事に連れていくだけで、長男に比べたら行く場所も少なかった気がします。

だから、彼が2歳位の時は家族でイチゴ狩りに行ったのですが、記憶にないようでした。

小学生6年位の時に「お母さん、イチゴ狩りに行きたい」と言いました。

その時は単身赴任で元夫がいなかったから、長男に「あんたは行く?」と聞いたら高校生の長男は「え?何で?悪いけどパス!」と却下されました。

次男に「お母さんと二人だと嫌だよね?」と聞いたら「イヤじゃないよ、行こう行こう❗」と二つ返事でした。

体も小さいから、精神年齢も低いのかしら?

自分が6年生の時には親と歩くのもイヤだったけど? なんて思いながらも私は嬉しかったのです。

まだ寒さの残るなか、二人で歩いてハウスに行ったら「今年度のイチゴ狩りは終了になりました。販売はしております」ということで、イチゴだけ買って帰って来ました。

「ごめんね、もうやらないんだね」と謝り、しょんぼりしている次男に「来年早めに行こうね!」と言いました。

しかし、次の歳はさすがに中学生で私も聞くことすらしませんでした。

今思うと「何であの時、あちこち調べなかったんだろう?何としてでも遠くたって行けばよかった」と思います。

いつか...は来ないかもしれないので、子育て中の皆さん、どうかお子さんが「○○したい」と言ったら、出来る範囲でお気持ちに寄り添ってあげて下さいね。

×

非ログインユーザーとして返信する