なめられた体験①
先日、ある出版社からいきなり電話がかかってきました。
半年位前に、実はエッセイのコンテストがありそれに応募しました。
当然、賞にはかすりもしませんでしたが一連の自分の事を書く事で頭を整理したく、かつ目標がないと書けなかったのです。
ま、いわゆる自己満足です。だから賞を取りたい気持ちなどはなかったのです。
そうしたら電話の主は「賞には漏れたけど、すごく感動したから電話をせずにはいられなかった」というのです。
そして感想を、とうとうと言っていていわゆる誉めちぎり状態。
人から誉められる事がない昨今、ちょっといい気分でふんふんと聞いていました。
が、結局「自費出版しませんか?」でした。
本にするまでスタッフ一丸となって手伝う、
平積みする予定とか、あなたには書き続ける力があるだの言っていました。
途中から「じゃあ、何故、賞に選んでくれなかったんですかね?」と反論したくなりましたが、聞いていた自分にも非があるので仕方ないと聞いて電話を切りました。
後日、自費出版の資料がたくさん送られてきました。
ご丁寧にローン返済計画書までつけて、ほぼ180万円‼️
そんな金あるわけないし、断りました。
私の気持ちのトップに来たのが「また、なめられたわ」でした。
中年女をおだてれば、お金が取れると思われたと考えたら気分が悪くなりました。
この「なめられた感」は、ずっと続いているのです。
あまり被害者意識で生きていきたくないんですが、これがずっと私から抜けないのです。