まちこの部屋

聖なるあきらめ

神田沙也加さん②

まだまだ神田沙也加さんのニュース映像引きずっています。

きっと、心の態勢が治らないまま、お正月に突入していく気がします。

で、吐き出すところないから、神田沙也加さんの話で感じた事書きます。

神田正輝さんも、聖子さんも「申し訳ありませんでした」と頭を下げていました。

「申し訳ありませんでした」なんて言う必要なんてないです。お子さん亡くしたんだから。これ以上悲しい話はないのに言うことないと思います。

と、同時に彼らの気持ちがすごくわかるのです。私の次男は、施設内で亡くなったのではなく、誰かを巻きぞえにしたわけでもありません。電車を止めたりもしていません。

(誤解がないように言いますが、そういう自死の方を責めてはおりません)

でも、私はとにかく「申し訳ない」気持ちが強かったです。警察の方も、本来次男が生きているならばしなくてもいい案件だったし、

仕事に、穴をあけてしまったスタッフにも、私の両親にも、周りのもの全てに申し訳ない気持ちでした。

だからこそ、あの映像はつらかったです。

あと、必ず自死のニュースで、とってつけたように「いのちの電話」の番号やサポートダイヤルの番号が出ます。

あれ、こういう事言うのはいけないと思いますが「死のうとしている人」に届くんでしょうか?しかも、番号出たらすぐ映像消えちゃうし、紙に控える人いるんでしょうか?

私の次男だったら「あ、電話しよう」とは絶対思わない気がするのです。

しかも、全くつながらないという噂もあります。つながらない時に、もっと絶望的にならないか?

「じゃあ、そんな事言うなら代案出せよ。

お前、自分の息子死なせといて、何か他に方法あるなら考えろよ」と言われそうですが、

何かうっすらと「こんな事では救えない。何かもっと根が深い感じ」がするのです。

これは、私が死ぬまでの宿題です。

次男が亡くなって、5回目の命日が来月来ます。

私のだらだらとした泣き言を読んで下さり、励まして下さったブログお友達の皆さんありがとうございました。自死遺族の方でお正月苦しい方はメール下さいね。私の精神状態がましなら、お返事できるかもしれません。

来年も生きていきましょう。

寒いので皆さんご自愛ください。



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