まちこの部屋

聖なるあきらめ

運命

なかなか息子の死を受け入れられません。

が、最近「生きていく事は全部つながっているんではないか?」と思う事があります。

スピリチュアルな話ではありません。


私が中学3年生の初めに、叔父が30代の若さで、くも膜下出血で障がい者になりました。

当時、叔母は専業主婦で車椅子生活の叔父の世話、三人いる幼子、そしてなにより経済的に困窮しました。

父は「夫に何かあった時も子どもを育てられる職業についてほしい」と言い、私は何となく軽い気持ちで看護師になりました。


ただキツイ、汚い、危険の3Kの仕事でしたし、覚える事や命に関わる難しさを感じ、投げ出したくなりました。


最近、なんちゃってナースなりに思うのは

「看護師になってよかった」ということです。

夫が引きこもりになりましたが、何とか息子二人を育てる事ができました。

人の命を救う仕事なのに、二男には自死されましたが、看護師でなかったらあの変わり果てた息子の姿を見たり、検死報告を淡々と聞くのはもっともっと困難だったと思います。

(死なせてしまい、言い訳めいていますが)

また、自身も持病をいくつか抱えていますが、そういった知識も役立っている気がします。


今は苦しくても、「おこることは、そのうち私を助けてくれる一つになるかもしれない」そう思うようにしています。

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