昨日、京アニの事件をニュースで目にして具合が悪くなりました。

この数年「人生は無常なのだ｣を痛感して生きてきました。

「あり得ない｣事もおこるし、日常が簡単に「壊れる｣事もおこります。

ただ昨日の事件の被害者、及びご遺族の気持ちを考えると耐えられなくなりテレビを切りました。

朝起きた時に、「あ～今日も１日仕事やだなぁ｣とか「なるべく仕事を早く終わらせて、今日は家事でも手伝うか｣など、それぞれの日常があったはずです。まさか、自分が命を落とすなんて考えなかったはずです。

改めて人が生きていることの不安定さを感じました。

次男が自死した後、警察の方から説明をうけながら遺体の写真を見ながら「これ、私が医療に携わっているから見られるけど、そうでない人にはかなりつらいな｣と思いました。

今回のご遺族のお気持ちを思うと胸が張り裂けそうです。

また、池袋の暴走で亡くなられた親子の生前の様子も放送されていました。

私の祖母が「長生きしてもね、いいことや楽しい事は少なくなって、嫌な事や悲しい事は増えていくばかりだ｣と言っていました。多分、悲しみの方が心に残るからでしょう。

毎日か修行のようです。

日々つらくてなりません。