男の子の死
先日、小4の男の子が義理の父親に殺害された事件がありました。
大変失礼ですが、何となく「お父さんが怪しいのではないか?」と思っていた自分がいます。
一番かわいそうなのは、殺されてしまった男の子です。
未来もあったのに、なさぬ仲のお父さんと、口論しただけで殺されてしまったのです。
彼だって色々我慢していた面だってあったのに。
と同時に息子を亡くしてから、こういう事件があると、母親の気持ちを思うようになりました。
母親も好きで離婚したわけではないでしょう。
また、世間的には「働かない10歳も下の男性」と再婚したことに眉をひそめる方々もいるでしょう。
でも人は「こうなると分かっている」わけではないのです。
新しい人生を、その男性とやり直し温かい家庭を作りたかったと思うのです。
そして、亡くなった男の子の死を誰よりも悲しんでいるのはお母さんです。
きっと。
こういう事件があると、必ず怒りの矛先が、お母さんにいきがちです。
現に離婚された父方の祖父が「あそこの家があの子を殺したんだ」とテレビで言っていました。悲しくなりました。
お母さんは、あそこに住み続けられないかもしれない、学校の先生も続けられないかもしれない、そして何より子供を亡くしたつらさに耐えながら生きていかなければならないのです。
第三者がお母さんを責めることのないよう祈っています。
嫌な事件があると、気持ちが沈みます。