供養とは
先日、古くからの友人のお父様の命日に、日本酒🍶を送りました。
友人(彼)とは、学生時代からの仲間です。
大学受験の最中にお父様を亡くされて、学生の頃にお父様の話をしていた時は「大変だったね」とは言いましたが、どこか遠い世界の出来事のように感じていました。
当時の私にとって「死」は、それくらい遠い存在だったのです。
時が流れて、久しぶりに会う機会があり、やはり「死」の話になりました。
その時に「親父は自分達、兄弟を育てるのに夢中で、いつも安い酒を飲んでいたなぁ。」とつい最近亡くなったかのように話していました。
そして次男のお花代も下さいました。
命日のお酒は、そのお礼もかねて送ったのです。
彼の話を聞いていて「供養って何だろう」と思いました。
そして感じたのが「亡くなった人を忘れないでいてあげる、折に触れて思い出してあげる」のが一番の供養ではないだろうか?と思いました。
私の場合、思い出そうとすると感情が揺さぶられて整理して思い出すことができません。
まだまだぐちゃぐちゃです。
でも、その感情も「供養の一つ」と思うようにしています。
私より先に亡くなったことは何よりも何よりも悲しいことです。
でも、生きている間は二男なりに一生懸命生きたのです。
そのことは、認めてあげよう、そして忘れないでいなければと思います。