まちこの部屋

聖なるあきらめ

親は気がつかない

先日、小学生が歩いているのを見て自分が小学生だった時の事を思い出しました。

まず給食が嫌いだった。

ヒステリックな先生も嫌いだった。

休み時間も生徒が1000人以上いる学校だったから、乱暴な上級生に遊具を使わせてもらえず人がごちゃごちゃいるのも嫌いだった。

班やグループを作る時に「好きな人同士」も嫌いだった。

女の子のグループで、どうでもいいいざこざに巻き込まれるのも嫌いだった。

算数や理科の授業も嫌いだった。

とにかく、今から考えても好きな事をあげられない位、小学生の思い出は楽しくない。

人生やり直したい気持ちもあるけど、あれをまたやる元気も気力もない。

でも、親と話していたら「あんた、本当に小さい頃は楽しそうだったわね。

いつも笑ってお友達もたくさんいてさ」と言われてビックリした。

親には知られないようにしていたけど、私仲間外れにされた事もあったし、朝起きて「学校も嫌だけど家も嫌い」と思ったことはしょっちゅうだった。

でも、親って案外気がつかないものなんだと改めて思った。

だから、亡くなった次男の事を思ってまた悲しくなった。

すごくすごく苦しかったんだな。

自分で死んじゃう位苦しかったんだなと思うと「私には話せなくても、誰か聞いてくれる人見つければよかったのにな」って思う。

親がいつも一緒にいるわけじゃないし、ずっと見張る事なんて無理。

限界がある。

だけど、苦しんでいる子が命を絶つ事がないようにと祈った。

コロナで大人も大変。

だからこそ、気づいてもらえない子が少しでも減りますように。

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