農水省事務次官の事件
農水省事務次官の方が、引きこもりの息子さんを殺害した事件の裁判が始まりました。
同情的な意見が多いようです。
でも、批判されるかと思いますが私はどうしても「殺害された息子さん」の事に目が行くのです。
詳細は、分かりませんが中学時代のいじめを機に、引きこもりがちになって家庭内暴力に走って、発達障害もあったと。
どんなに彼が苦しかったかと思うと涙が出るのです。
恐らく彼自身「自分が分からない、どうしていいのか分からない、助けてほしい」と思っていたはずです。
でも、殺されてしまった。
何度でもやり直すチャンスは、あったと思うのです。
周囲に助けを求めればと、コメンテーターは言っていますが、もう息子さんも親御さんも疲弊してしまって、何も考えられない状態だったのでしょう。
私は政策やフォローに関して、何も言えません。法律も分かりません。
ただただ刺された瞬間の、息子さんの気持ちを思うと悲しくて悲しくてなりません。
軽々しく言えませんが、殺さないでほしかったです。